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* RED ZONE [#c3c6c024]
次にRedモードによる音切りして行きましょう。このモードでは、オートメーションを使用した音の音切りを行います。このモードには、同一の音声を1つのキー音にまとめるという機能はありません。
この機能のためには、オートメーションをコントロールチェンジとしてMIDIファイルに書き出せるDAWが必要となります。DAWによってはオートメーションとコントロールチェンジを明確に区別しているものがあり、それらの相互変換をサポートしていない場合があります。
(※同じ音の自動検出、やろうと思えば出来ると思う(やる時間があるとは言ってない))
* MIDI出力の準備 [#zc9baed0]
Redモードで音切りをする場合も、プロジェクトを別名保存し、元のプロジェクトを破壊してしまわないようにします。Blueモードの場合と同様に、不要なトラックを削除し、適切にトラック名などを設定します。
Redモードの音切りにおいては、「同じ音は1回」という原則を守る必要があります。例えば以下の画像では、緑色のクリップ及び青色のクリップは、それぞれ全く同じ音を出すので、それぞれ1度だけ出現しなければなりません。通常は最初のクリップを残して残りを削除します。(TODO:画像追加)
また、ノーツとオートメーションを同一のMidiトラックに格納することが推奨されます。ただし、テンポチェンジなどの場合はこれが出来ませんので、必ずしもこの限りではありません。どのようにするとノーツとオートメーションが同一のトラックに格納されるか、というのはDAWごとに異なりますので、MIDIシーケンサーなどでMIDIファイルの確認をするなどを行って下さい。MID2BMSの[[Analyze MIDIツール>機能紹介/Analyze MIDIツール]]を使用しても構いません。
準備が出来たら、作業用のフォルダにMIDIファイルを書き出します。
* 単音MIDIファイルと各種ファイルの出力 [#f0f6bc41]
Mid2BMSの[1]Mid2MMLタブを開き、先ほど出力したMIDIをドラッグ&ドロップします。Redモードの場合は、''red mode''を選択しておきます。また、''開始wav定義番号''の右にある''<=''ボタンをクリックします。これにより、WAV定義番号の開始番号が更新されます。さらに、''BMSチャンネル11-29には配置しない''に必ずチェックを入れます。
''tanon_smfをシーケンスレイヤーとして書き出す''のチェックですが、先ほどノーツとオートメーションを同一のトラックに格納した場合はチェックを外します。また、テンポ変化を含む場合はチェックを付けます。
設定が完了したら、処理開始ボタンを押します。
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redでは「同じ音は1回」という原則に基づいて音切りをしたため、削除した音を復元する必要があります。そのためBMSEやiBMSCでノーツをコピーしなければなりません。ここは手作業になるため、面倒ですが頑張って下さい。
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